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東京都杉並区の歴史
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所在地 杉並区上荻4-19-2

 荻窪八幡神社
 この神社は旧上荻窪村の鎮守で、今から約1080年前の寛平年間に、応神天皇を祭神として建立されたと伝えられています。
 永承6年(1051)、源頼義が奥州の安倍貞任征伐の途中、ここに宿陣して戦勝を祈願し、のち康平5年(1062)凱旋の時、神恩に感謝して当社を厚く祭ったといわれています。
 また文明9年(1477)4月、江戸城太田道灌は、上杉定正の命をうけ石神井城主豊島泰経を攻めるにあたり、源氏の故事にならってこの神社に武運を祈願しました。この時植えた槇の樹一株が、500年の歳月が経過した今も「道灌槇」と呼ばれ、御神木として大切に保護されています。
 なお、当社には、永仁2年(1294)、嘉慶2年(1388)、応永29年(1422)銘の板碑、その他土器や石器類、社宝の勝海舟の大幟、掛軸などがあります。
 祭日は9月15日です。
 昭和54年(1979)2月1日 杉並区教育委員会












 荻窪八幡神社には『荻窪八幡神社のコウヤマキ(道灌槇)』、『延宝七年銘 石造狛犬』、『板絵着色製茶図』、『彰忠碑・乃木希典揮毫』、『小俣金治先生之像』、『「クリの豊多摩早生」説明板』があります。
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